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【山形】酒田の夜空を七色に流れるペルセウス座流星群

ココがポイント

ペルセウス座流星群の背中を追いかけて

今回の旅地図

*青い線が今回の旅ルートとなります

*数字につきましては、👇下に表示されている目次の番号となります

※今回は、酒田の海岸のみと範囲が狭いので省略させていただきます

ペルセウス座流星群

みなさんは、日本の三大流星群の一つに数えられているペルセウス座流星群をご存知でしょうか

夏休みにテレビやニュースで「明日はペルセウス座流星群の極大日で1時間に20~30個程度見られるでしょう」など聞いたことある人は多いと思います

七色に光を放ちながら一瞬で燃え尽きてしまう流れ星ですが毎年7月20日から8月20日頃にかけて夜空を流れます

1か月の間見ることはできますが、ペルセウス座流星群にはピークの時期もあります

毎年8月12日から13日辺りにピークを迎えその時期のことを極大日と呼びます

都心でも確実に流れ星を見たいのであれば三大流星群の極大日がベストです!

また、極大日であれば数多くの流れ星が見れるから楽しみ!というのは正解であり、不正解でもあります

月の満ち欠けや月の出、月の入り、晴れるかどうかなど流れ星をたくさん見るには数多くのハードルが待ち受けています

様々な条件をクリアしているか、どの時間帯に空を見上げればたくさんの流れ星を見ることができるのかについてもお話ししたいと思います

ペルセウス座流星群の背中を追いかけて

今回なぜ山形県酒田市にペルセウス座流星群を見に行ったかについてですが、実は元から計画していたわけではなく偶然辿り着いた結果です(笑)

初めに長野県に用事がありまして、ことを済ませた後にペルセウス座流星群を見に行こうと移動先を考えました

その時に、関東地方全体は曇りで見ることはできない予報でしたので仕方なく新潟方面へ北上することに決めました

その後、燕三条駅に辿り着いてご飯を食べながら空を見上げていたのですが曇り始めてしまいあきらめかけました

駅に戻ってふとしたことか自然と身体が新潟方面に向かって行き、電車内の窓から新潟駅も天気が良くないことが分かった瞬間、酒田行きの特急列車に乗っていました

ペルセウス座流星群の背中を追いかけた結果、深夜0時過ぎに酒田へ到着し空が晴れていたことにすごく感動しました

そこからタクシーに乗り地図を見てここなら流星群を眺めれるのではないかと予測し向かいました

もちろんタクシーの運転手さんには近くのコンビニまでと伝えます(早朝5時に迎えに来てもらう約束も交わしました)

酒田の海岸は忘れられない絶景

酒田の海岸から眺める星空は絶景です

何と言っても海の果てから天の川が顔を見せてくれます

そして天の川を縦に切り裂くように七色のペルセウス座流星群が通過していきます

もちろん海側だけでなく、頭の上もどの空も流れ星が駆け巡る夢のような空間でした

ただ一つやってしまったことは、湿度が高く周りも暗いため、カメラのレンズが曇っていることに気が付かなかったことです

拭いてもすぐに曇る状態は今まで経験したことがなかったので勉強にはなりました(半分悔しい)

流れ星は撮るのが難しい

実は流れ星を撮影するのは、とても難しいことです

なぜかというと決まった場所、同じところに流れることはほぼありません

そのため広域レンズを使用しますが、広い範囲を映すと小さな流れ星が流れても光が弱く映りこまないことが多々あります

大きな流れ星、俗にいう火球のような見てる方が驚いてしまうくらい大きな流れ星を空全体から決めた範囲で撮影しなくてはなりません

プロカメラマンは複数台のカメラを用意して撮影しますが、私のような素人は1台でひたすら粘り耐えます

どのくらい耐えるかと聞かれれば朝まで夜通し撮影を続けます その時に、バッテリーが必ず切れるので予備バッテリーは必須です

それに加えてもう一つ必要なものは、カメラ用アクセサリーの一つリモートレリーズです

こちらは、星空撮影するときに時間間隔を調整したり、長時間露光で連続撮影(星の軌跡)するときに必ず必要です

また、時間間隔を30分ごとにして月の移動を的確に映すなど幅広い用途で使用できます

ペルセウス座流星群を追いかけるコツについて

最後にペルセウス座流星群の追いかけるコツについてお伝えします

ポイント

天の川の方角や流星群の放射点がいつ上空に達するかの確認

基本的に放射点が低いと流れ星の数も少なくなってしまいます

月の満ち欠けを極大日の前後でタイミングが合う時間の確認

たとえ満月であっても月の出が未明(深夜0時~3時)であれば少ない時間にチャンスあり

天気予報を1時間毎まで細かく確認し、晴れでも当日曇ることもあるので注意する

天気予報は晴れマークであっても曇りのような日もある(運ですね!)

流星群のピーク時間に合わせれない昼間のときは、他の条件を優先すべし

流星群のピークは昼間の時もあり、その日の夜か前夜がピークと考えてもよい

本気で見たいのであれば行動範囲を広く持つべし

今回のまぐろのようにピークを逃したくない場合は晴れのエリアへ移動する

ここまで本気にならなくても晴れて、少し暗いところへ行けば流れ星を見ることはできます

一生忘れられない体験をするために、一度くらい本気で追いかけてみるのもいいですよ!

最後までお読みいただきありがとうございました! (^^♪3

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