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【岡山】夜の小川を舞う幻想的なゲンジホタルの光を追いかけて[足守ホタルの里]

ココがポイント

夜の小川を舞う幻想的なホタルの光

今回の旅マップ

 

今回訪れた場所は、岡山県ホタルの生息地として人気がある足守ホタルの里

岡山市の中心街からも近く、近辺には岡山空港もあるから驚きだ

そんな都心と背中合わせな場所で、毎年梅雨入り前後の季節限定でホタルが演舞しているという

人気天体写真家のKAGAYAさんも岡山でホタル撮影をしていると聞き、

場所は違うと思われるが期待は高まる

足守ホタルの里へやってきた

ホタルの光は幻想的な灯のようなもので、辺りが真っ暗にならないとチカチカ光らない

夜になってから着いては、足場がよくわからず、

一歩踏み外してしまうと大参事に繋がりかねない

そのため、なるべく明るいうちに、足守ホタルの里へやってきた

メインの足守川の支流の小さな川の状態や足場を一つ一つ確認し、

辺りが真っ暗になったときのことを想像し、安全な場所や目印になる物に目を付けておく

小川の真ん中から楽しむことができるポイントを見つけた

目の前の水辺付近の繁みにホタルが隠れているに違いないと推測する

夜になったら蛇もでてきそうな雰囲気を醸し出しているので、

マムシなどの毒蛇にも注意しなければならない

まぐろ
足守ほたるの里に生息するホタルってどんなホタルなの(・・?
日本には、10種類のホタルが生息しているんだけど ここら辺で見られるのは、ゲンジボタルで日本最大の種類だよ
キングまぐろ
まぐろ
ホタルの光る周期や生息場所によって見られるピークが変わるって本当なの(・・?
ホタルの遺伝子的差異によって、西日本や東日本などの地域によって発光周期が異なるんだ 西日本は2秒の短周期で、東日本は4秒の長周期になっているよ 見られる時期は、桜の開花のように気候によって変わるんだ 岡山は西日本だから種類によるけど5月下旬~6月上旬頃が見頃だよ!
キングまぐろ
まぐろ
ホタルの遺伝って姿、形だけじゃなくて、習性も受け継がれていくんだね(^^♪3

メモ

水辺で暮らすホタルの幼虫の餌は、カワニナという細長い巻貝の仲間です。よく、ホタルは、きれいな水辺がないと生きていくことができないと聞いたことはありませんか?実は、カワニナが水質のよい水辺の環境でないと生きていくことができないからです。つまり、カワニナがいない水辺は、水質があまりよくない環境であるのです。水辺の環境は、生息している生き物の種類によって評価できます。

水面反射のチャンスもあり(・・?

ホタルの光る写真や映像は、たくさん見たことがあるけど

水面反射した幻想的な1枚は見た記憶がない

今回は、なかなか撮れる機会がなさそうな水面反射するホタルの光をテーマに掲げてみた

その中でも、水面面積の広い上の写真の構図が一番撮れる可能性が高そうだ

小川のポイントは、大体回ったので、あとは日が沈むのを待つだけとなった

淡い茜色に染まる空

どこか懐かしいそんな日本の田園風景を染めてゆく淡い茜色

周囲を見渡す限り街頭の数が少ないので、手にはしっかり懐中電灯を握った

暗くなり始めるとともにカエルの大合唱が鳴り響く

カエルの種類によって鳴き声は違うが、数が多すぎて区別することができない

田んぼを覗くと鳴いているカエルの正体はアマガエルであった

せっかくなので、ぴょんと飛ぶ方向に合わせて手で捕まえてみた

小さなアマガエルは、鳴くのを止めることはなく、求愛活動をしていたのでそっと戻してあげた

突然お邪魔しましたと一言声をかけたところで、気づけば辺りは真っ暗闇に包まれていた

夜の小川を舞う幻想的なホタルの光

凄い!幻想的なホタルの光が小川を包み込み輝いている

さっきまでの明るい小川の風景とは、別世界だ!

カメラは、明るく撮れるように設定してあるが、まぐろの目には、真っ暗闇にチカチカ点灯したり、消灯したりする幻想的なホタルの光だけが映る

これは、明るい時間に回った場所での撮影も期待ができそうだ!

昼間の予想が的中した!繁みの中でやさしくチカチカ瞬いている

下見をしていなかったらここまでこれなかったので、十分嬉しい結果となった

ホタルが瞬くのは、雨が降っていない、気温が20℃以上の暖かい日が適している

この日も気温は20℃を越えていたので、ホタル観賞にはちょうどよい日だ

蛍の光は芸術作品

あらかじめ、目を付けていたポイントで撮影をしてみた

すると、1匹のゲンジボタルが大胆に目の前を通過していった

撮った写真を確認すると芸術作品が出来上がっていた

さらに、よく見ると細かいが、水面反射も僅かにしている

明るい景色で、瞬くゲンジボタルの灯を感じて貰えたのではないだろうか

ハートを描くホタルから幸せのお裾分け

真ん中上のほうにハートを描くゲンジボタルが舞っている

これはちょっぴり幸せな気分になる

人工衛星打ち上げの瞬間のようなワンシーン

小川の中央の水面から人口衛星が打ち上げられたかのようにホタルが飛んでいる

しかも、よく見ると水面反射しており、光の軌道がとても美しい!

岸からは草木が邪魔してなかなか見られないレアな瞬間かもしれない

一番輝いてるのは、光速で通過する大きなホタル

最後に、ちょっと変わった1枚の写真をご覧ください

実はこれ、巨大なホタルが光の速さで、水面上ではなく道路の上を通過しています(笑)

皆さんお気づきだと思いますが、この光は、車が通過した瞬間の光なんです

ホタルの撮影は、長時間露光と言って通常よりも長い時間撮影します

その間に、車が通り過ぎてくタイミングで写ってしまいました

ホタルの光の儚さとともに、人工の光がとても眩しいものだと気づかされました

毎年ホタル観賞ができるように、私たちの手でこの環境を守っていかなければなりませんね

初めての方はこちらからどうぞ

 

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