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九州1周&加計呂麻島 自然を求めて3000kmの旅⑩[鹿児島加計呂麻島の夕日の丘&星空が美しい諸数のスリ浜、西阿室で天体観測&天の川&グリ山展望台]

ココがポイント

夕日の丘&日本一の星空 (前回はこちらをクリック) 

今回の旅地図

*青い線が今回の旅ルートとなります

*数字につきましては、👇下に表示されている目次の番号となります

加計呂麻島で有名な夕陽スポット 夕日の丘

初めての方はこちらからどうぞ☞九州1周&加計呂麻島 自然を求めて3000kmの旅①

九州1周&加計呂麻島 自然を求めて3000kmの旅⑨の続きです

加計呂麻島最南端付近の徳浜海岸を巡った後は、最北端付近の夕日の丘までやってきました

端から端まで車で移動して2時間ほどで、実久海岸に向かうルートを途中で右に曲がるのがポイントです

案外気づきにくいのでナビなど登録しておくとよいでしょう

夕陽を撮影しようとなると運要素も含まれますので、日ごろの行いが良いことを祈りましょう

日が沈み始めると海の色が黄金色に染まっていきます

また、写真の中央に浮かぶ無人島の江仁屋離島が良く見えます

この島に上陸するためには、実久集落の許可が必要です

その風景は写真でしか見たことがないのですが、実久ブルーの海とマッチしててとても綺麗です

夕陽は、このくらいのタイミングがベストな気がします

もう少し沈んでしまうと海の黄金色が薄れてしまい、夕陽の光が淡くなります

どちらも良さはありますから難しいところですね

海に沈む夕日もとても綺麗で、季節によってはダルマ夕陽も見れたりします

だんだんとコバルトブルーが空を占めていきます

その中で、このように水晶玉に閉じ込める夕陽も格別でとても美しいです

日が沈む時間は、あっという間なのでもし水晶玉などで撮影をする場合は、

地元(海や河川沿い)の夕陽で練習しといた方がいいですよ!きっと本番で役に立ちます!

この対になる黄金よりも濃いオレンジ色の太陽の位置が不思議な雰囲気を醸し出しています

もうすぐ花紺青色(スマルト色)に包まれる、そんな瞬間がやってこようとしている中で、最後の灯を全力で輝かせています

星空のときもそうですが、太陽も同じで1時間に15度ずつ沈んでいきますから、地球の自転エネルギーを感じる瞬間でもありますね

太陽が東シナ海に沈み下のほうが暗褐色に染まってきた

周りの旅人の方々もとても感動してましたね

素晴らしい夕日の丘の夕陽タイムもこれで終了です

ここ数日曇天や土砂降りの雨が続いて土砂崩れも発生していたので、天気が良かったのが幸いです

貸し切り民宿に戻って、晩御飯を蓄えたら、次は夜の準備をします

諸数のスリ浜で天体観測

夜になると雲1つない絶好の星空チャンスでした

そのまま勢いで天体観測をしようと諸数のスリ浜へ向かいました

スリ浜に来た理由は、方角が北向きで北極星を中心とした星々の動きと瀬戸内町の街明かりが面白そうだなと明るい時に想像したからです

都会の空は、街明かりの光害によってどうしても見える星々の数も少なくなるのですが、瀬戸内町以外の明かりがなければどうなるのかという実験でもあります

結果的に、👆上の写真のように迫力満点な星空が弧を描き、海面に街明かりが輝きました!

ここまできた甲斐がありました ちなみにこの後、西阿室へ戻る途中でリュウキュウイノシシの群れとばったり遭遇!

こっちも驚いたんですが、イノシシは基本臆病なので秒で藪の中へ逃げていきました(よかった)

西阿室で星空チャレンジ

西阿室に戻ってきて、空を見渡すと数え切れないくらいの星々が空を埋め尽くしていた

梅雨の季節にこのようなチャンスは滅多にないかもしれない

テンションが上がってきたので、試しに1枚パシャリと撮影してみる

すると、カメラのレンズの撮影範囲が狭いことに気づいた

すぐに修正して、別のところでまとめて撮影してみた

北極星中心に目が回りそうになるくらいの星々が弧を描いている

さらに、北極星のすぐ左側に散在流星群らしきものが写っています

地球が自転すれば星々もぐるぐる回り出す

日常的なことですが、当たり前すぎて考えることはないです

昼間に空を見上げても明るすぎて星1つも見えませんし、太陽は直接見ることはできません(失明する危険があります)

幻想的でありながらとてもリアルなのかもしれませんね

明かりが一つもない港でミルキーウェイ

西阿室の港では、夜22時30分になると突然電灯が消えます

夜間はあまり使わないからでしょうか 電気の節約のためでもありそう

するとタカテルポイントの方角から天の川が昇ってきました

数多の星々が密集してにじんでいるように見えます

デネブ、アルタイル、ベガなど夏の大三角形を探したり、夏の風物詩とも言えますね

ミルキーウェイとは天の川を英訳したものですが、銀河系の帯状のことを指しています

直訳するとミルクの道となりますが、ギリシャ神話と深く関係があるそうです

深夜2時過ぎでしょうか、すでに眠りについて羊も数え終わっている頃でしょう🐑

そんな未明の時間に港の空を見上げると

先ほどまで横たわっていた天の川が、目を覚ましたかのようにむくりと起き上がります

7、8月頃になれば日が沈んで数時間程度で同じような天の川が見れるようになるので、5月に無理して深夜まで待つ必要はないですが、翌日に加計呂麻島を出発するので浸ってました

青ヶ島の回にも天の川を見る機会はありましたが、冬の天の川よりも夏の天の川のほうがより鮮明で綺麗です

もちろん冬のほうが湿度が低く空気が澄んでいるので星々ははっきりしていますが、天の川は銀河系の角度によって見え方が異なり、たまたま夏がベストポジションになりました

もし冬にこの角度で天の川を見ることができれば、夏のイメージは変わるかもしれません

8日目 グリ山展望台からの景色

西阿室集落から徒歩5分ほど小さな山のような丘のようなものが現れる

階段のようになっており、足元に気を付けながら進んでいくと

👆上のような西阿室集落を一望できるグリ山展望台に到着する

南国らしい風景を感じることができるのでおススメです

また、西阿室へ旅しにきてオオウナギに餌やったり、星空を楽しみたいですね

加計呂麻島で一番の有名人に出会った

普通のフェリーでは鹿児島行の便に間に合わないとのことで、島人御用達の小さなフェリーに乗ることが決まった

到着すると、加計呂麻島からお出掛けしていた島民の方々がぞろぞろ下りてきた

そんななか乗船待ちをしていたのは、民宿の管理人と私たちだけであった

少し時間が経つともう1人やってきた、女性の方で管理人さんとお話ししていたので

いろいろお話しを聞いてみたら、島で1番有名な方で、まぐろが加計呂麻島に惹かれたきっかけを作ってくださった方でもあった

そう、有名イラストレーターのちゃずさんだ!インスタのフォロワーなんと約11万人!

なんと古仁屋でサイン会があるというので偶然同じ便になったとのこと

さらに、大きい独特な色鮮やかなカレンダーを貰ってしまった

七色の表現が見る者を引き込ようなそんなイラストレーターのちゃずさんは、

東京から単身赴任(イラストレーター)して加計呂麻でデザインの仕事をしている

※2021年現在は、加計呂麻島から東京のほうへ戻った模様(詳しくはインスタちゃずで検索)

そんな特別な方がまぐろ(ろっきー)のイラストを描いてくれるというのでわくわくしながら待っていた

完成したのが👆こちらのイラストで、カレンダーの裏にわずか10分くらいで描き上げた

ちなみにROCKEYのスペルはちゃずさんがこれでいい(・・?っと聞いてきたので、まぐろがいいですよ!と答えたえて決まったのでスペルの名付け親でもある

今までろっきーのスペルを1秒も考えたこともなかったのでいいきっかけになった

👆こんな感じで記念に1枚撮っていただきました

旅の良い思い出となり本当にありがとうございました!これからも加計呂麻島の地元情報発信を楽しみにしています!

ありがとう加計呂麻島、そしてさよなら(またね)

4泊5日も過ごした加計呂麻島にさよならバイバイしつつ、旅の思い出を振り返る

もし次に加計呂麻島へ訪れるならば、晴れた日に青い海を楽しんだり、流星群のピーク時に合わせて来島するのも楽しいかもしれない

ハブに噛まれず無事に生き残ったので、奄美本島にハブ達人と一緒にハブを捕まえるツアーがあってその人達となら少し安心してお目にかかれるかもしれない

加計呂麻島含め奄美群島は、これからもお世話になりそうだ!次は、少しでも植生や生き物など学んでから来島したい!

九州1周の旅もラストスパートへ!次回もお楽しみに!(^^♪3

旅地図

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