ココがポイント
大隅半島の滝や岬&桜島の名所 (前回はこちらをクリック)
今回の旅地図
*青い線が今回の旅ルートとなります
*数字につきましては、👇下に表示されている目次の番号となります
宮崎から鹿児島の大隅半島へ突入!
初めての方はこちらからどうぞ☞九州1周&加計呂麻島 自然を求めて3000kmの旅①
九州1周&加計呂麻島 自然を求めて3000kmの旅③の続きです
3日目は、宮崎の市街地から都城を通過し、鹿児島県の大隅半島へやってきた
現在地は、錦江町に位置しているが、ここで見れるものといったら
緑に覆われた山々と神秘的な水を纏った滝が生み出す自然である
錦江町周辺観光案内図からも大隅半島の素晴らしい自然の景色が味わえることが伝わってくる
雄川の滝上流展望所
大隅半島の滝と言えば、雄川の滝が有名である
観光マップやテレビなどで雄川の滝を見たことがある人も多いのではないでしょうか
そんな雄川の滝は、滝を下から眺めれる展望所と上から眺めれる展望所の
2ヵ所から楽しむことができるのです
まずは、上の展望所のほうから見ていきます
雄川の滝の滝壺に叩きつける音が響いてとても迫力があります
上から眺めると滝の落差を体感することができますね
雄川の滝は落差46m、幅60mもある滝ですから
高所恐怖症の人にはちょっと怖いかもしれません
手前側は植物に覆われていて、滝の全体ははっきりと確認できませんでしたが、
スケールの大きさは伝わってきました
意外と大変?雄川の滝を下から眺めるにはどうしたらいいの?
雄川の滝を上から眺めた後、階段下りればすぐに下から見ることができる
と思ったあなたは私と同じ思考の持ち主かもしれません
実は雄川の滝を下から眺めるためには、決まった道を通って、
駐車場に車を止めて、徒歩1.2kmも歩かないとたどり着かないのです
案内図だとわかりやすいですが、実際は目印のものが少なくわかりにくいので注意が必要ですね
駐車場から雄川の神秘的な渓流を眺めながら歩ける
歩き始めは、1.2kmも歩くのは遠いなと感じていたのですが、
すぐ隣に神秘的な雄川の渓流が現れてからは、テンションが上がりました!
この大小様々な岩々の苔が素晴らしい!The 苔!The 渓流!とはこのことです
歩きながら途中でバードウォッチングしている方ともすれ違いました
珍しい鳥さんでも見れるのでしょうか気になりますね
のんびり歩いて20分くらいで目的地の雄川の滝へ到着しました!
パワースポット雄川の滝
ドドドドド!と滝つぼに叩き付ける轟音が響き渡ります
雄川の滝がパワースポットで有名なのも頷けますね
そして、滝を囲む緑の岩々の形も特徴的です
鹿児島といえば、シラス台地ですが、雄川の流れによって削られ浸食されて、
このような滝回りの風景ができました
その岩々も柱状節理なの気づいた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか
さらに、水面に近い岩肌では水の流れが確認できますよね
実はこれ滝の水が流れ落ちているのではなくて、伏流水なんです
いわゆる地下水が岩肌の隙間から湧き出ている状態です
絹の糸のような雄川の滝を撮ってみた
滝つぼを撮るときは、絹の糸のように見せるのがカメラマンの技ですよね
というわけでチャレンジしてみました!絹糸チャレンジです!
天気があまりよくないのか、時より雨がぱらぱら降っているおかげで
周りが暗いので、レンズフィルター装着せずに長時間露光で撮影しても問題ありませんでした
そして、撮れた1枚が上の写真👆
上手く撮れたのではないでしょうか 個人的には大満足です!
天気が良ければ滝つぼも透明感ある、エメラルドブルーに染まっていたでしょう
雄川の滝は、また訪れたいお気に入りの場所です
北緯31度線モニュメント
大隅半島の先端にある佐多岬を目指して南へ進むと
北緯31度モニュメントの石碑が待っています
世界的に見るとエジプトのカイロ、中国の上海、アメリカのルイジアナ州ニューオリンズと
同じ緯度の位置にいるみたいです
なかなか実感わきませんが、エジプトは灼熱砂漠というイメージが強く、
鹿児島の気候とは正反対で不思議ですね
土砂降りの雨に見舞われながら佐多岬にやってきた
ついに本土最南端の佐多岬に到着しました
しかし、外に出ると、土砂降りの雨で服がびしょぬれになってしまい慌てて建物の中へ避難しました
このマスコットキャラクターのように写真中央に突き出た灯台があります
これが佐多岬で、近くのトンネルをくぐり抜けていくといくつかの展望台があります
天気を味方にすることができず、展望台へ向かう途中で断念しました
また、青空の日にリベンジするぞ!待ってろ佐多岬!
島好きにはたまらない展望
佐多岬の展望台からは、有名な屋久島や種子島をはじめ、多くの島々を眺望することができます
最近火山噴火のニュースでもよく取り上げられた口永良部島なども確認することができ、
晴れていれば、噴煙などが見れるかもしれません
島好きとして、これらの有人島はぜひ訪れてみたいものです
今回の目的は、九州1周&奄美群島の加計呂麻島なので、また、別の機会にしましょう
ちょい雑学
みなさんは、九州地方で1番高い山はどこでしょう?と聞かれたら即答することはできますか(・・? おそらく大抵の方が有名な山の名前を上げると思います 正解は、屋久島の宮之浦岳で標高1936mにもなります 実は、九州地方という聞き方にトリックがあり、離島であっても九州地方の県であれば問題ないのです 屋久杉が有名なだけあって他にも数多くの魅力がある島なのでいつかお話しできたらいいですね
親戚のような佐多岬と佐田岬
佐多岬(さた)と佐田岬(さだ)ほぼ同じ読み方なのに感じ1文字異なるだけで所在地が違うのですが
ややこしいのが、岬は突き出した半島の先っぽのほうにあることが多く
知っている人ほど間違いやすいのです
ちなみに佐多岬は鹿児島県の大隅半島、佐田岬は愛媛県の佐田岬半島の先端に位置してます
さらに、九州本土最南端と四国最西端であることも似ているところかもしれません
桜島の名所 黒神埋没鳥居
大隅半島を北上し、桜島へ上陸した
桜島には北側と南側のルートに分かれているが、展望を楽しむなら南側ルートをおススメする
今回は、天気があまり良くないので北側ルートを選んだが、その目玉の一つが黒神埋没鳥居である
大正3年(1914年)桜島の大噴火によって高さ3mの鳥居は、埋没してしまった
当時の大噴火の前兆として、いたるところの井戸が沸騰し、
海岸には大量の死んだ魚が浮き、地震が断続的に発生していた
この大噴火によって約30億トンものマグマが流れ出し、
当時瀬戸海峡があった桜島と大隅半島の間が陸続きになった
この猛威を後世に伝えるために、県の文化財に指定され、そのままの形を残しているそうです
桜島はほかにも名所があるので、こちらも合わせていつか晴れの日にリベンジします
夕方、桜島港からフェリーに乗船して鹿児島港へ向かい、
大きいフェリーに乗り換えて、目的地の加計呂麻島へ向かいましょう🚢