ココがポイント
高千穂からの二重願掛け(前回はこちらをクリック)
今回の旅地図
*青い線が今回の旅ルートとなります
*数字につきましては、👇下に表示されている目次の番号となります
高千穂峡といば真名井の滝
初めての方はこちらからどうぞ☞九州1周&加計呂麻島 自然を求めて3000kmの旅①
九州1周&加計呂麻島 自然を求めて3000kmの旅②の続きです
旅行業者などが貼るポスターで宮崎の宣伝によく使われるのが高千穂峡の真名井の滝である
とても美しく、見るものを虜にしてしまう風景だ
こちらも日本の滝百選の一つに選ばれている
源流がすぐ近くの自然公園にある<おのころ池>と呼ばれる
池にあって、そこから流れ落ちて滝の水になるようだ
神話にも結び付いてるそうで、とある神様が水がない地に水種を移した結果、
天真名井として湧水し、滝となって流れ落ちたといわれている
至るところに神話が潜んでいるので、予習してから旅することをおススメします
天安河原で石を積んで願い事をした
天安河原は、真名井の滝ルートとは別なため注意が必要である
真名井の滝は五ヶ瀬川、天安河原は岩戸川と区別した方が迷わない
混雑期なだけに、駐車場を探したりするのも一苦労した
ここで天安河原がパワースポットの理由を振り返る
天照大神が天岩戸に隠れる話は、日本人ならみんな知っているだろう
私は、その言葉を信じ石積みにチャレンジしてみた
そして、前回練習した石積みの練習成果が表れたのか
一つ一つ職人のように丁寧に石を積み重ねること10分くらい経過した
カップラーメン3つ分の時間で完成したのが上の写真
正直周りの石積みを崩さないように慎重に歩く方が神経を使った
とりあえず任務完了したので、八百万の神様に叶えたいお願いごとをした
願いが叶うクルスの海
高千穂を出発して延岡を通過し日向へやってきた
そして、海のほうへ向かうと目的地の願いが叶うクルスの海へ到着した
なぜ願いが叶うと言われるのか、その答えは名前に隠されている
上の写真を縦にして見て貰いたい、すると、
とある文字が浮かび上がってこないですか(・・?
そう、願いが叶うの叶という文字が浮かび上がる
実はこれ人工的ではなく自然とこの形が形成されたのです
柱状岩が波の浸食によって裂け、十文字(クルス)に見えることからこの名がついた
ここで祈りを捧げると願いが叶うといわれている
高千穂からの日向で二重願掛けする人もあまりいないでしょう(笑)
馬ヶ背にやってきた!
クルスの海から近くちゃんと駐車場もある馬ヶ背
ここの名物と言えば高千穂の時に説明した柱状節理である
高さ70mの断崖絶壁は日本一の高さというだけに迫力がある
見下ろすと広がる柱状節理は知らない人でも魅了されるだろう
柱状節理を拡大してみよう
先ほどの写真より拡大して柱状節理を撮ってみた
背が高く、真上からでないと表面上の形はよくわからないが、
奥のほうは5、6角形になっている
ここから波によって少しずつ削られて新たな芸術が生み出される
馬ヶ背はここからが本番!
蛇のようににょろにょろした道を前に進むと
見晴らしがよい風景が広がりそうな雰囲気になる
ところどころ足元が凸凹していたのでゆっくり進んだ
リアス式海岸?入り組んだ地形
先端から南側を覗くと、リアス式海岸のように入り組んだ地形が現れる
遠くからではわかりにくいかもしれないが柱状節理で埋まっている
天気が少し曇っているのが悔やまれる
それぐらい圧倒的なスケールで心が震える
沖のほうにもハリネズミ
柱状節理に名前の可愛さがないのでハリネズミと呼んでみる
沖のハリネズミは離島のような存在感があり、裸足で歩いたらとても痛そう
ハリネズミといえば伊豆諸島で脱走した個体が繁殖している話を聞いたことがある
最近はニシキヘビの脱走事件など明るい生き物の話題が少ない
奄美大島、徳之島、沖縄本島北部の世界自然遺産登録から興味を引き付ける話題が上がることを楽しみにしている
話が脱線したので引き返そう、時よ戻れ!
大海原を背景に持つ大御神社
馬ヶ背からすぐ近くに大御神社がある
この神社は、天照大御神をご祭神とする古社で、「日向のお伊勢さま」として知られている
国内では珍しく、絶景の大海原を見渡すことができる神社だ
さらに、平成15年に発見された「さざれ石」群は国内最大級であるという
さざれ石とは、小さな石ころが長い年月を経て1つの大きな岩の塊に変化したものをいう
自然界での化学反応をきっかけに生み出されたものである
君が代の歌詞にも登場するが、さざれ石の上に苔が生える長い年月の比喩表現とされている
お参りを済ませた後、本当の目的地へてくてく向かう
鵜戸神社 昇龍の光
大御神社のすぐ近くに昇龍の光で有名な鵜戸神社がある
海沿いの小道を少し進むと断崖絶壁に沿って階段が現れる
階段を下って、左に曲がると洞穴が現れる、奥にはミニマムな社があった
ここから昇龍の光を拝むことができるという
とりあえず洞穴の中へ進んでみた
社の裏側に回りこんだら、龍が現れると聞いて試してみる
角度が合わなかったのかタツノオトシゴのような形が見えてきた
タツノオトシゴの光でもいいような気もする(笑)
またの機会に、昇龍の光チャレンジしよう
日が沈んできたので、宿泊予定地の宮崎市へ進む
お腹が空いたら美味しいお店探しのはずが…
宮崎駅周辺の居酒屋さんを探していたらどこもかしこも空いてない
一日中歩きまくったからか足が疲労してきたタイミングで小さなお店を見つける
近づいて覗いてみると、お客さんが2人だけのようだ
これならいけると思いお店の中に突入すると
店長さんにここは4人までだよ!と止められる
2人です!と答えると中に入れてくれた
ちょっと不気味な雰囲気ながら胡麻和えキュウリや宮崎牛の煮込みを注文すると
箸が止まらないくらい美味しかった
宮崎といえば地鶏!鉄板の上でジュージュー音を立てる!
これが芋焼酎の霧島と相性抜群なのだ
全国的にも有名な霧島だが産地宮崎は度数が少しだけ低い
あまり知られていないので、行く機会があれば確かめてもらいたい
こうして一日の疲れを美味しい宮崎料理で癒した