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八丈島&青ヶ島 八丈富士と星空を求めて②[八丈富士絶景ポイント&お鉢巡り]

ココがポイント

お鉢巡りはジブリの世界(前回はこちらをクリック)

今回の旅地図

*青い線が今回の旅ルートとなります

*数字につきましては、👇下に表示されている目次の番号となります

八丈富士頂上&お鉢巡り(後編)

初めての方はこちらからどうぞ☞八丈島&青ヶ島  八丈富士と星空を求めて①

八丈富士山頂を通り過ぎて、少しだけ歩くと海の上にポツンとした小さな島が現れる

この島は八丈小島と呼ばれ、昔は有人島であったが今は無人島となっている

八丈小島のように、日本では、有人島であっても、将来的には無人島になる島も多いという

ここら辺の小道は腰の高さまで植物に覆われており、

前に進みづらく、降雨の影響か道もぬかるんでいた

火口付近を覗いて見ると、右半分は浅く、左半分は深く感じる

初めに火口へ降りるのをやめたと言ったが、

地盤がぬかるんでいなければ、ちょうど真ん中付近まで小道が続き社があるという

原っぱのように見えるが、植物に覆われており、小さな湿地もいくつか確認できた

火口内では、モウセンゴケという絶滅危惧種の多年草も確認できるとのこと、

富士箱根伊豆国立公園の指定地でもあるので、また来たときはゆっくり観察しよう

高いところが苦手な人は、見ていられないだろう

私自身も得意な方ではないが、勇気を出してみた

写真の苦手なところは、高低差や傾斜を体感並みに表現できないところだ

それにしても右側真ん中付近の赤い壁のようなところはとても美しい

鉄分が酸化したら赤くなるが、溶岩を想像させるような

火口の風景に似合っている色合いだ

しばらく歩くと左手に見晴らしの良い景色が広がる

八丈小島も近いようで泳いでいける距離と思っていたが、

想像よりも島の間の距離が離れていた

八丈島のほうは牛さんが暮らしてる牧場らしきものが見えた

火口付近を1周できる尾根の良さは、こういう景色が移り変わるところにある

尖がっている岩の頂点に立って写真を撮りたい

欲望のまま三脚の上にカメラを固定し、連写間隔のタイマーをセットした

しかし、あの岩まで到達するのに予想以上に時間がかかってしまった

そう、滑りやすく足場がとても良くないのだ

上手く撮れたと確認しに戻ったときハプニング発生!

三脚ごとカメラが転がって火口の方へスッテンころりん!!!

思わず驚いた!足場を確認しつつ火口の断崖絶壁の限界まで腕を伸ばして

なんとか植物に引っかかっているカメラを捕まえることはできた

もうこんな経験はしたくない、

大事なものとは失って初めて気づく物だと改めて教えてもらった

ハプニングの後、指のような尖がった奇岩に出会う

まるで安全第一を指しているようで、私の胸に刺さった(足元ヨシ!)

そして、後ろから来た2人組の女の子に挨拶をした後、普通の靴を履いているので

この先足元が滑りやすいことを念のため伝えておいた

慣れている人はともかく、私も含めて初めて登る山の情報交換はとても大事だ

残りもあと少し、とりあえず一休憩挟んで、心を落ち着かせよう

産卵期の雄のイトウのような美しい真っ赤っかな岩を通り過ぎて

1周到達目前のところで、先ほどお会いした2人組の女の子から報告が…

さっき教えてもらったところで滑って転んでしまって…

差し出された手のひらの皮が破けて真っ赤になっていた

こういう時に対処できるように、絆創膏消毒液を持っとけばよかったと後悔した

とりあえず大丈夫!と返事を頂いたので、お大事に!と伝えて

すっきりしたような、しないような気持ちでお鉢巡りをゴールした

まぐろは万が一に備えることの大切さを学んだのであった

涼奈つな
ところで、イトウってなんの生き物?
つな、あなたの祖先と同じ魚類よ
涼奈れな
涼奈つな
あたしと同じ魚類…えー!!私たちの祖先ってお魚さんだったの!!
そうよ!中でもイトウは最大2m近くまで成長する日本最大の淡水魚で、北海道のみに生息するの、絶滅危惧種にも指定されていることから幻の魚と呼ばれているわ
涼奈れな

八丈富士下山時に気付いたこと

石段中間点640段火口まであと半分ガンバレという応援メッセージ

登るときに気づかないで通り過ぎしまったが、振り返ると見なくて正解である

普通の階段よりも幅が広いので、時間がかかり足にくる負担が地味に大きいのだ

香川県のこんぴらさんで有名な、金刀比羅宮の1368段の方が楽だと感じた

その後、すぐにすれ違った若い夫婦の奥さんからしんどそうな顔であとどれくらいですかね?

と聞かれたので、咄嗟にあと半分です!と答えれずにあともう少しです!と答えてしまった

登山するときは、メンタル面大事ですからね(汗)

こちらもスタート時にはあまり気にしていなかった土嚢と転がる大きな岩

2020年10月上旬に台風14号の影響で、伊豆諸島を中心に記録的短時間強雨があった

八丈島西見では5日間で662.0mmもの雨が襲った、

その時に、ここら辺を土石流が襲ったのでしょう

自然のパワーは、時に恐ろしいものだと感じさせられます

そして、無事、登山口へ戻ることができてひとまずホッとしている

行きのようにタクシーはないので、

ここからが旅らしくなりそうです(次回もお楽しみに!)(^^♪3

旅地図

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