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八丈島&青ヶ島 八丈富士と星空を求めて④[伊豆諸島最南端の青ヶ島&絶景ポイント大凸部]

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*青い線が今回の旅ルートとなります

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青ヶ島へ行くことはできるのか運命の日

初めての方はこちらからどうぞ☞八丈島&青ヶ島  八丈富士と星空を求めて①

八丈島&青ヶ島 八丈富士と星空を求めて③の続きです

朝起きて真っ先に確認したのが、八丈島発ー青ヶ島着の便が欠航になっていないかであった

よく見ると運行状況に🌟マークが付いていた

これは天候状況によっては、運航できない可能性があることを示している

確かに天気も雨が降り、風も時より強く吹いていた

あおがしま丸の作業員の方が一生懸命作業しているのを見る限り

問題なく出航しそうな雰囲気ではあるが、

いつ乗船できるのかタイミングを完全に見失っていた

係員3人が私のために乗船準備をした後、無事に乗ることができた

誰もいないせいか周囲が広すぎて落ち着かない

この後も誰か乗船してくるのだろうと考えているうちに

いつの間にか底土港を出港していた

なんのメロディーで歌っているのかわからない牛さんのソーシャル・ディスタンス

に合わせて間隔を空ける必要性のない船内の客室

以前にも乗船したときは、知人以外に誰か一人だけ乗っていたような

さすが日本一欠航する便だけあるな、誰も乗ろうとしてこない

特に冬の季節は、冬型の気圧配置の影響を受けやすく、波がしけて欠航率が一番高くなる

せっかくなので可能な限り船内をぶらりとしてみた

まず目に入ってきたのは、青ヶ島全景の大きな1枚の写真

ヘリコプターやドローンからの上空撮影だろう、普通の人は撮れない角度で羨ましい

二重カルデラを知らない人でも断崖絶壁な島であることが伝わる

記念スタンプ押したり、青ヶ島案内パンフレットなど読み漁っていたら

気づけば底土港から乗船して3時間くらい経っていた

波しぶきと風に乗った雨の影響で窓ガラスから青ヶ島がぼんやりにじんでいる

晴れの時とは違って、壮大さというよりは悪魔の島のように見える

以前来たときは夏で、途中イルカの群れやトビウオに遭遇したが、

季節が冬と天候が良くないため、何も現れることはなかった

まぐろ
青ヶ島って伊豆諸島最南端の有人島って聞くけどどれくらい南なの?沖縄くらい…(・・?
実は、青ヶ島は九州の宮崎県と同じくらいの緯度で、沖縄ほど南ではないよ
キングまぐろ
まぐろ
八丈島よりも南国な島だとイメージしちゃってた
青ヶ島のさらに南の小笠原諸島辺りが、沖縄とほぼ同じ緯度で、年間通して暖かいね(^^♪3
キングまぐろ

 

伊豆諸島周辺は黒潮の通り道で、暖かい海水が島の気候に大きな影響を与えているわ

無事青ヶ島に到着したが…

稀に、三宝港着岸間際で引き返して八丈島へ戻ってしまうこともあるという

周囲に巨大なテトラポッドはあるけれど、船が入港する側には遮るものが何もない

それだけ黒潮や風浪の影響を受けやすく難しいそうだ

また、島民の食料や注文品などを運ぶ大事な役割もあるため、

欠航が続くと三宝港の周りにはたくさんの島人が待っている

ちょうどチケット回収担当の方が宿から迎えに来てくれた人だった

車に乗せてもらい、10分くらいで民宿かいゆう丸に到着

とても広い部屋で過ごしやすく、テレビを点けたら

青ヶ島恒例の港の様子をライブで見れた

島民にとって三宝港の状況把握は欠かせない

青ヶ島の宿では周りにコンビニなどないため、1泊3食が定番となっている

離島に来たと思えないような美味しいお昼ご飯をいただく

エネルギーをチャージして外の様子を確認してみる

先ほどよりは雨は止んでいるように見える

じっとしててもつまらないのでとりあえず外へ出てみよう

目指せ!大凸部!

曇天の中、行ったことのない大凸部を目指して、坂道を歩き始めた

厚い雲に覆われており、今夜は星空を眺めることは難しそうだ

後ろから車の気配を感じつつ、ひたすら前に進むと急に道が細くなった

うーん、前に進みやすいが藪に覆われて先は暗い道になってそう

大凸部は、星空を眺めるには最適な場所の一つであると聞いていたが、

夜に一人で通るには、真っ暗すぎて懐中電灯の明かりでさえ寂しくなりそうだ

そのとき、後ろから車を降りた方がやってきた

どうやら、私と同じ大凸部目当ての旅人のようだ

話をしながら一緒に前へ進むことになった

足元は苔が生えていて、雨が降り、湿っているためか滑りやすい

そんな中、小道の左手に青ヶ島でおなじみの植物オオタニワタリが現れた

南の島では、よく見かける植物の一種であるが、

石垣島では飲食店で天ぷらとしてメニューに載っていた(食べたが味は良く分からなかった)

青ヶ島には、オオタニワタリ群生地があるのでそこでまた語りたい

だいぶ足を進めたところで、振り返ると木々の間から青ヶ島の集落が見えた

周りは海に囲まれており、断崖絶壁の上なので不思議な感覚になる

集落近辺は、遠くからだと草原のように見えるが、

意外と背が高い草木なので壁のような存在だ

ゴールではないがフライング二重カルデラを拝む

中央の山は内輪山丸山で禿げている部分の麓に

ひんぎゃを利用した地熱サウナや地熱釜がある

そんなことを思い出しながら浸っていると前へ進むのを忘れていた

大凸部に辿り着く

ここが青ヶ島最高峰の大凸部!それにしても島全体の二重カルデラの迫力が凄い!

初めてではないのに、何回見ても飽きない素晴らしい風景だ!

途中でお会いした方もこの景色には感動していた

天気は曇りや雨でコンディションは最悪と言っていいくらいなのに…

晴れたらどうのように変わるのか、また、日本一の星空はどんな風に眺めることができるのか

楽しみがまた一つ増えた気分だ!(次回もお楽しみに!)(^^♪3

旅地図

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