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八丈島&青ヶ島 八丈富士と星空を求めて⑦[青ヶ島の360°見渡せる海と沈む夕陽そして瞬く星空]

ココがポイント

360°見渡せる海と沈む夕陽そして瞬く星空 (前回はこちらをクリック)

今回の旅地図

*青い線が今回の旅ルートとなります

*数字につきましては、👇下に表示されている目次の番号となります

ジョウマン牧場&散策

初めての方はこちらからどうぞ☞八丈島&青ヶ島  八丈富士と星空を求めて①

八丈富士と星空を求めて⑥の後、宿へお昼ご飯を食べに坂道を上っている途中で、

雨が強く降りはじめ、たまたま車で通りかかった島人の方に、乗っていきな!と声をかけて貰い

わざわざ宿まで送っていただき救われました!本当にありがとうございます!

お昼ご飯を食べ終わり、次に向かうのはジョウマンことジョウマン牧場

青ヶ島の一番北側に位置しており、天気が良いと八丈島も見える

なぜ来たかというとここが青ヶ島の光害が全くない、最高の星空スポットなのだ

真っ暗になってからでは危ないので、とりあえず下見をしにきた

誰も来なさそうな場所の雰囲気があるので、道の端っこでのんびり天体観測しよう

ちなみに、今日はふたご座流星群の極日で、さらに新月なのです!

雲は広がっているが普段の行いが良ければ晴れると信じよう

神子の浦展望広場

右手に十一居酒屋、左手に青ヶ島レンタカーがある道を真っすぐ海側に

突き進むと神子の浦展望広場にたどり着く

ここでは、誰でも断崖絶壁の上に立っているような感覚を味わうことができる

そして、果てしなく続く太平洋の端から端まで島など存在しないので解放感抜群だ

最高峰大凸部でしか見られない絶景

大凸部までの道のりは④を参考に、

今回は、夕陽をメインに大凸部までやってきました

多少雲はもくもくしていても、西の空は綺麗に晴れています

もう少ししたら、素晴らしい夕陽が見れるかもしれない

期待に胸が高まる中、前回と景色を比較していきます

青ヶ島全体の風景が明るく、遠方の海まで見えるようになっています

さらに、どんよりした雲も少なくなったような気もします

三宝港側を向いてみると外輪山の尾根が突き出ていて

外側にがけ崩れ防止用のコンクリート塗装が施されている

また、外側には通り道があったが、崩れてしまい現在は通行止めとなっている

カルデラで有名な阿蘇山近辺も熊本地震の影響で、がけ崩れが多数報告されている

カルデラ地形って案外脆いものなのね

青ヶ島の集落側を向いてみると前回来たときより明るく見通しも良い

多少雲はあるものの、青空が部分的に見えているだけで変わるものだ

北側の八丈島は姿、形見えていないけど、もう少し左側の方かな

見晴らし最高の夕陽&360°海の果ての地平線

さてと太陽が地平線に沈み始める前に夕陽を眺めましょう

周囲に夕陽を遮るものが何もありません

これだけ解放感ある見晴らしの良い夕陽は初めての体験です

刻々と空の色が変化してスマルト色に染まっていきます

さりげない雲の演出も噛み合い素晴らしかった

和歌山潮岬で眺めた夕陽を思い出しました

そして、もう一つ気付いたことが…

大凸部で360°回ってもずっと海が続くのをご存知でしょうか

↓皆さんも体験できるよう、動画を撮ってみました

大凸部で360°回転してみた(動画)

海の果ての地平線がぐるぐる回ってもずっと続く体験ができるのは

青ヶ島では大凸部くらいでしょう

他の島で同じ体験できる話を聞いたことはないです(あったら教えて欲しいです)

涼奈つな
夕陽を眺めてて気付いたんだけどね、どうして青ヶ島からは、八丈島以外見ることができないの?
地球は丸いからで済むことなのだけど、人の目線と見えているものの高さに関係があるわ
涼奈れな
涼奈つな
高い島じゃないと見えないのかな?
人の身長を1.5mとするとその人は約4km先の水平線までしか見ることができないの
涼奈れな
涼奈つな
青ヶ島から八丈島まで約80kmあるから、どのくらいの高さから見えるのかな?
水平線を求める方程式は、x²=(R+h)²-R²=2hR+h²で求めることができるの xは水平線までの目からの距離、Rは地球の半径、hはその人の身長よ
涼奈れな
この式から計算すると、標高600m地点で約80km先の八丈島の地平線が見えることがわかるわね
涼奈れな
涼奈つな
今いる青ヶ島の最高峰大凸部の標高が423mだから約80km先までは見えないんだね!
つなの考えは正しいわ、だけどね、八丈島の三原山や八丈富士の標高は600m以上あるから青ヶ島の海上0m地点からでも八丈島の山々は、はっきりと見えるわ
涼奈れな
涼奈つな
そっか、私がいる場所の標高と眺めてる島の山の標高も考えないといけないのね!

夜に駆けるの下準備

今夜の晩御飯は、待っていました!メインは島寿司&イカの刺身!

島寿司は八丈島の郷土料理で、醤油ベースのたれに

わさびではなく練りがらしが入っています

一度は食べてみたかった郷土料理だけに嬉しい

味自体に変わった癖などなく、握り寿司感覚で食べれます

イカの刺身も甘くて新鮮!ビールも呑みたくなります!(ここは我慢)

ふたご座流星群×ジョウマン

美味しい晩御飯を食べ、明るいうちに下見を済ませたジョウマンへ向かった

懐中電灯の電池が切れたら帰ってこれなさそうなくらい真っ暗で

半分嬉しく、半分恐怖に包まれます

電柱フェチな私は、すかさずカメラを設置し、星空を眺めつつ、ふたご座流星群を待ちます

青ヶ島が星空観測に適しているのは、余計な光が届かない以外にも理由があります

それはイノシシ、クマ、シカ、マムシ、ハブなど危険な生き物が生息していないからです

安心してたらガサガサ

 

安心し切ったまぐろは、流れる瞬間を待っていました

すると、海側の藪の方からカサカサ音がするのです

最初は、海風で藪が揺れている音だと思っていた

気になってライトを照らした瞬間!何やら素早い生き物が現れました!

左手に懐中電灯、右手にスマホで必死に追いかけた

堪忍したのか少し休憩してくれた そのうちにパシャリ

こやつが八丈島で会いたかった二ホンイタチです

まさか、青ヶ島で出会えるとは驚いた

行動見る限り、小さな穴を覗いては次の穴へとネズミでも探してる様子

本来生息していない区域なので、国内外来種という扱いになりそうだ

かわいいけどアカコッコも守りたいので複雑な心境である

ベストショット!

イタチごっこした後に、星空を眺めること1時間が経過した

ふたご座流星群はたくさん流れるのを目で確認できる

しかし、カメラには1枚も写りこんでくれなかった

火球並みの素晴らしい1枚はなくとも、晴れただけでもありがたい

衝撃的な1枚!

星空を眺めていると急に電柱がぴかっと光始めた

何が起きたかと思えば、牧場目当てでやってきた車が1台通過したのだ

私のいるところより先の方へ進み、その後、車から降りる子供の声が聞こえた

おそらく島人の方で天体観測をしにきたみたいだ

子供の頃からこんな素晴らしい星空を眺めることができるなんてめちゃんこ羨ましい

さてと、明日は八丈島へ帰る日だ!船が無事出航できるよう流れ星にお祈り!

(次回もお楽しみに!)(^^♪3

旅地図

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