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八丈島&青ヶ島 八丈富士と星空を求めて①[八丈富士の絶景ポイント&お鉢巡り]

ココがポイント

見晴らし抜群 八丈富士

今回の旅地図

*青い線が今回の旅ルートとなります

*数字につきましては、👇下に表示されている目次の番号となります

寒鰤の季節12月といえば恒例のあの行事

春はあけぼのな季節 GW目の前にして少し思い出を振り返る

春霞のようにぼんやりとした記憶をここに残したい

とある11月のこと私の頭に思い浮かんできたのが、

クリスマスや年末ではなく12月の大イベントであった

毎年、毎年この時期になるととにかく空を見上げてしまう

真っ暗な空を駆け巡る光の灯、そう、ふたご座流星群!

今年はどこで見ようか、いつも光害の少ない場所を選んできたが

12月といえば冬の始まり、夜になると急に冷え込み気温も1桁

そんな中ずっと空を見上げているのも苦行である

私の場合、夜のはじめごろから翌日の夜明けまで

流れ星を眺めるのが、恒例行事となっている

それなら暖かいところで見ればいいじゃん!そんな心の声が聞こえた

とっさに思いついたのが、そう、伊豆諸島青ヶ島である

唯一星空を眺めることができなかった心残りのある離島

日本一綺麗な星空とも称賛される絶景をこの目に焼き付けたい!

気付けば黙々と計画を立てていたのであった

どうせ行くなら心残りのない計画を

旅の計画を立てるとき、まず最初に行きたいところを決めておく

青ヶ島で星空を見に行くとき必ず通る場所が、八丈島なので

ついでに行きたいところを考えておく、そして様々な交通手段と宿泊先や食事処など

日程調整をうまく合わせて頭の中でシュミレーションする

何回考えても、確実に青ヶ島へ行く良い方法が見つからない

ヘリコプターで八丈島空港から青ヶ島へ向かうのが確実なのだが、

行きと帰りの便がすでに完売で席が埋まっていた

ここは賭けにでるしかない!日本一欠航するフェリーに乗船するのだ!

もし欠航したら八丈島をのんびり満喫すればいいじゃないか

私自身八丈島の星空も素晴らしいのは体験済である

そんなこんなで飛行機予約、宿予約等済ませ、旅の準備は整った

とりあえず八丈島目指して出発!

朝5時くらいに起きただろうか、周りは真っ暗でとても寒い

羽田空港から飛行機に乗って八丈島へ向かう便を予約してあるので

朝ごはんを済ませ、余裕をもって空港へ向かった

乗っている時間より待つ時間のほうが長く感じるのがこの便の特徴だ

羽田から伊丹へ向かう時も短いがそれよりもあっという間に着いてしまう

無事に八丈島空港へ到着し、まず初めにやりたかったことといえば…

そう、八丈富士へ登頂することである!

すぐに歩いて向かおうと思ったが、登山用のシューズしかないため

帰りの体力を考えて、行きは登山口までタクシーを使うことにした

タクシーの中で楽しみなことが八丈島のイタチと出会うことであったが、

残念ながらイタチの姿は1匹も見当たらず、あっという間に登山口へ到着した

八丈富士の頂上目指して登山

涼奈つな
まぐろー八丈富士って初心者でも登れる山なの?
八丈富士の登山コースは、緩やかな階段を登るような整備されたコースのみで、初心者にもやさしいよ(^^♪3
まぐろ
涼奈つな
そっか!じゃあ登山シューズとかも必要ないね!
あった方が良いけど、履くなら動きやすくて底が滑りにくい靴がおススメだよ(^^♪3
まぐろ

この日の予想最高気温は20℃とこの時期にしては気温が高い

八丈島も南の島といえども沖縄のように冬は暖かいわけではないのだ

もちろん登山開始時は冬の服装で登る、そして荷物は一部空港のロッカーに預けてきた

標高854m八丈富士も登山口から登ればあっという間に着くに違いないと

思いながら登山靴を確かめながら、一歩一歩進んでいく

山を見上げると天気は快晴で最高!辺りに雲一つ見当たらない!

頂上からの景色は絶景に違いない!とテンション上がりながら登り始めた

歩きながら気づいたことが、一つ一つの階段の縦幅がとても広い

少しずつ進んでいくと、階段部分は緑に覆われ、岩がごつごつしてきた

そして、南の島らしいシダやコケ類の植生が目立つ

左側には整備されたコンクリートの坂道のようなものが現れる

何用に作ってあるのかはわからないが、とにかく歩きやすい

小さい子供が電車ごっこしてるような気分で前へ進める

振り返ると太平洋が見渡せるところまで登っていた

この高さまでやってきたのかと登山を実感できた

ここら辺で直射日光をもろに浴びて、身体全体が暑くなり

着ている服を少しずつ減らして対応した

山登りよりはこの階段どこまで続いているの?って気持ちのほうが強かった

風景が変わっていくところも山登りの楽しみの一つ

八丈富士の向かい側には三原山が聳えている

そして右手には八重根港、左手には底土港があり

二つの港を挟んだ平地に八丈島空港がドーンと占領しているように見える

これは沖縄本島でよく見るアメリカ軍基地の存在感!

この景色を眺めていると八丈島に来た実感がじわじわ湧いてくる。

うねうね蛇の道のように続く階段を登り切ったところで

久しぶりに緩やかな1本道が現れた!

右側の太平洋を眺めつつゆっくりと前へ進む

通りすがりの人と何人か挨拶を交わしたときに

今日の八丈富士は最高だよ!風も穏やかでお鉢巡りにはいい日だね!と言ってくれた

普段は風がとても強く、穏やかな日のほうが珍しいという

八丈富士頂上&お鉢巡りへ(前半)

とうとう八丈富士の火口を拝むことができた!

下から富士山のような形しか見たことがなかったのでとても新鮮で

想像してたより緑に覆われていて、スケールの壮大さに驚いた

ゴールした気分に浸っていると隣の人から

今日は先日の雨の影響で地盤があまりよくなと教えてもらった

火口内に降りるのをやめて、お鉢巡りをすることに決めた!

その人曰く時計回りがおすすめだということでその通り回り始める

1周にかかる時間は約1時間とのこと、

この日のメインが八丈富士なので時間を気にせずゆっくり回ろう

ほんの少し歩き始めて、すぐに後ろを振り返ってみる

八丈富士のスケールの大きさと背景の青い海と空がマッチしてたまらない

今まで味わったことのない感覚に浸れる

続く小道の雰囲気も人が歩いた跡で自然のまんま

底土港側の太平洋を一望してて感じたのは

やっぱり背の高い植物が少ないおかげで見晴らしが抜群に良い

まだお会いしていないイタチもこんな景色を眺めているのかと思えば

うらやましくなり、私もイタチごっしたいなとぼんやり想像してみる

黒潮のプランクトンの少ないおかげで独特の深い青さを感じることができたり

いろいろなバランスで成り立つ世界を改めて感じていた

おわかり頂けるだろうか、お鉢巡りの小道周りには

立ち入り禁止安全対策の柵がほぼなく

たまに足元注意の木の杭が埋め込まれているくらいなのだ

つまり安易に道を外すと火口の中に落ちたり、

外側へ転がり落ちる可能性があるのだ

これは風が強い日は怖くて、それでも前に進む人は命知らずである

そして、ついに八丈富士山頂へ到着!ってこんなところにあるんかい(笑)

この目印棒以外、特に目立つようなものはなく、遠くからではよくわからない

とりあえず3分の1くらいは回ったので少々休憩を取ろう

それにしても、なかなか人と巡り合わないのはみんな同じ時計回りなのかな

のんびり気ままに進みつつ、お鉢巡り後半戦へ進む(次回もお楽しみに!)(^^♪3

 

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